インターンシップ、面接現場のリアル
お疲れ様です。
びーのブログにようこそです。
ところで、学生インターンの面接って何を聞かれるの?と皆さん疑問に思いませんか?
私はすごく疑問に思っていたので、当時の面接を振り返りつつ、マネージャー(当時面接官)の方にも実際の面接で注目するポイントを聞いてみました。インターンシップに挑戦しようと思っている方々のお役に立てれば幸いです。
主に質問するのは3つ
1.動機は?
2.学生時代頑張ったことは?(いわゆるガクチカ)
3.週何時間入れる?
そして重視するものはただ1つ
・ハキハキ自信を持って喋れているか!?
とのこと。
なるほど...ということは聞く質問は毎回決まったようなものしか聞かないので、
どこで合否を判定しているのか、それはその人の喋り方ということです。
喋り方、伝えようとする姿を見ればその人がこれから成長し、
戦力になる人間かがわかるとのこと... 大人って恐ろしいですね💦
(もちろん学生を受け入れる会社としても、どれだけ長くても2-3年しか働かない人材だと分かって面接しているので、どれくらい勤務できるかは当然重視するようです... )
さて、実際に面接は嫌という程受けてきたので、(皆さんも場数を踏むことで面接慣れすることをお勧めします汗)
さすがに面接慣れはしておりましたので、喋り方には問題はなかったようです。
最後に何か一言を言う時間があったのですが、そこでは
営業を通じて社会を知りたいと思いました! と
千と千尋の神隠しのちひろちゃん並に必死さも伝えました。
営業を通じて社会を知りたいと思いました! ”ここで働かせてください!”
と....
面接官の方も若干苦笑いしていたような気がします。
この必死さもあってか、面接は通過筆記試験へと進むことに相成りました。
さて、なんとか無事1次面接を突破したわけですが、その後の筆記試験は本当に鬼のような課題が課されました。
再度、京都市内にあるオフィスに赴き、そこで現マネージャーに言われたのは
はい!
これ!
2週間で完璧に読んできてね!!!
のひとこと...
と渡された紙には謎のURLが添付されていて、その時から何やら嫌な予感がしておりました。
ちなみに面接を受ける前から筆記試験は決まっていたとのことでしたが、自分はそんなことすっかり忘れておりました。(悪い意味で楽観主義なんだと思います。)
そんなこんなで帰りの電車でそのURLをスマホで開いてみるとそこには謎のDropboxの添付ファイルが...
恐る恐る中身を見てみると。。。
48冊分のセールスとマーケティング本がpdf形式で敷き詰められておりました笑
思わず、橿原神宮前行きの急行電車の中で
え!え... ん? あっ...
となんとも言えない音が喉の奥から力なく出てきました。
おそらく桃山御陵前駅を出発して、宇治川を超えたあたりのことだと思います。
その後電車に揺られながら、大久保あたりで正気を取り戻した僕は
さて限られた時間でどうすかね?と
諦めるわけにはいかんな... なんとかせなということで
その48冊分のpdf をチラチラと眺め始めました。
今まで読んだことのないような大人な本に戸惑いながら、知らない単語が出てきたらその都度google先生に聞くという生活が始まりました。
はっきり言って地獄です。。。
SFAやMA、インサイドセールス、フィールドセールス、テレアポ、デジタルマーケティング、ファネル、有効リード、ナーチャリングなどなど、知らない単語が盛りだくさんで一冊を読むのに1日はかかりました。途中でこれ英語の教科書の方が簡単やなと感じることもありましたが、慣れとは本当に怖いもので、10冊ぐらい読んだところである法則を見つけました、
それは。。。
どの本も大概同じこと言うてる
と言うことです。その法則を見つけた自分はセールスとマーケティングの読みやすそうな本を3冊づつピックアップして、その6冊をほぼ完璧に覚えると言う方法に手を染めました笑
法則を見つけ、試験に挑んだ結果は如何に!?
採用連絡
さて、筆記試験が終わり、光栄なことにその日の夜に現マネージャーの方から以下のメールが送られてきました。
面接試験にご足労くださいましてありがとうございました。
さて、選考の結果、ぜひ弊社にお力添えをいただきたく、
インターンとして採用させていただきますことを改めましてご連絡申し上げます。
インターン入社にあたってのご案内を近いうちにお送り致しますので、それまでもう少々お待ちくださいませ。
(お待ちいただく間、3次選考時の課題図書を読み直して勉強を進めていただきますと幸いです。)
では、今後とも何卒よろしくお願いいたします。
このメールを受け取った瞬間、よっしゃー!!!
と心の中で叫びましたね笑 これでコミュ障強制矯正への道が拓けたぞ!!!
と言う感じで初出勤までワクワクでした笑
もちろん課題図書を読み返すということはせずに、営業って何するんやろ?どんな経験ができるんかな? 今まで社会に出ずにヌクヌクと大学生やってきた自分なんかに務まるんかなと時より不安になったりもしましたが、やはり他の優秀な学生さんたちと一緒に働けることに、すごく胸を躍らせていたのを今でも鮮明に覚えております。
小話(おまけ)
筆記試験
採用後に同じ筆記試験を受けたビジネスインターンの方に、筆記試験のことを伺うと、
僕と同じように48冊の内、数冊しか読んでいなかったそうです...
2週間で48冊読んできてね!!!というのはおそらくフェイクというか、脅しというか
2週間で48冊読んできてね!っというような一見困難に見受けられることを言われても逃げ出さないか? ちゃんと試験に来るか? というところを見られていたのかもしれませんね笑
いくら短期間で大量の情報をインプットしてアウトプットできるかを重視していると言われても、限度というものがありますからね。
筆記試験自体も、まさに書くだけ書いて出したった!という感じであまり好感触ではありませんでしたし。
で、実際は48冊読まなくても試験には問題ないという結末でございました。
面接編
全ての面接と試験が終わり入社が決まった後に、
どうしても自分の採用理由が聞きたかったので、
実際に面接をしてくださった現マネージャーの方にお酒を交えつつ聞いてみました
その返事は...
”んー 人柄かな〜”
の一言、最初に聞いたときは ん?say that again please?っていう感じでしたが、実際に働いてみると自分は本当に人柄採用だったんだなと感じられるぐらいのいじられキャラになりました。(これはコミュ障の自分にとっては願ってもいないチャンスとして捉えておきました...)
ちなみに以下が面接官 (現僕の直属の上司) が実際に、僕の面接の際にメモしていた内容です... 実際に見せてくれました笑
面接官のメモ (現営業マネージャー)
留学
来年から外資系の会社
とても丁寧で真面目な印象
営業向き
中古車販売店でアルバイト インスタグラムで発信することを提案実施
週3からOK
現状把握⇒施策にインスタグラムの広報活動
ほとんどメモには注目せず、僕が喋っている途中はずっと僕の顔をガン見していた
マネージャーを今でも鮮明に覚えています笑
いくら短期間で大量の情報をインプットしてアウトプットできるかを重視していると言われても、限度というものがありますからね。
最後に
自分の就職活動での最大の失敗は、場数をこなして来なかったことだと改めて感じています。どれだけ真っ当な内容を話していても、相手に刺さらないと意味がない。つまり、その自分が持っているアピールポイントをどう伝えるのかが、たった30分の面接では重要視されることに遅ればせながら気がつくことができました。今後に必ず生かします。
では、お疲れ様でした。
失礼いたします。
長期インターンシップに挑戦してみたいという方は以下に主なインターンサイトのURLを載せてみましたので、興味のあるサイトに登録してみてください。貴方にあったインターン先が見つかることを祈っております。
<参考URL>
ゼロワンインターン(オススメ!)
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