びーやんのブログ

ゆとり教育をフルに享受してきた、おっとり系スモールリサーチャーのブログ

海外留学ホームステイのリアル

お疲れ様です、

 

びーやんのブログにようこそです。

  

皆さんはホームステイと聞いて何を思い浮かべますか?現地の家族とのふれあい、土日は一緒にお出かけをして、ご飯を共に食べて食後は一緒にテレビを見て楽しく過ごすという場面を思い浮かべたのではないでしょうか。正直に言ってその考え方は危ないです。今回は自分がカナダにホームステイをしていた際、中国人留学生3人と生活をしていた時のことに関して書いていきます。

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異文化を身近に感じるということ...

背景

カナダに留学した際、現地の一般的な家庭を実際に感じてみたいなとおもいhomestayを選択。現地の文化を楽しむことができる優雅な夢のホームステイ生活を夢見ていざカナダへ、しかし蓋を開けてみると実は中国人留学生3人がすでに住んでいるとのこと。。。ちなみにそのことは空港からホームステイ先の家までの車の中で初めて聞かされました。

 

ホームステイ先の構成

カナダ人のおばあちゃん1人 

白いわんちゃん(よく吠える)

中国人高校生(3人)

日本人大学生 びーやん

 

いや、思てたんと違う、、、というのが正直な印象でした。なんせ帰宅したら英語ではなくて中国語が飛び交っているなんて微塵も想像していませんでしたので、外では英語、家では中国語という謎の生活がスタートすることになりました。また、いきなり異国の地で生活することのフラストレーションと、違う国の留学生との共同生活という突然の変化に対して最初はとっても戸惑ってしまいました。

 

中国人留学生との関係性

 最初は特に喋ることもなく、会ったらhiするぐらいでしたが、何週間か経ってくるとお互いに何をしているのかなと探りを入れるようになっていきました。彼らはとにかくゲームやらSNSやらなんでも持っていて、とにかくいつも何らかのデバイスを触っていました。中国本土では一部機能が使用できないらしいので海外で思いっきり楽しんでいるのでいるようです。ある時、彼らがはじめしゃちょーを見てた時はすかさず声をかけて意気投合しましたし、ドラえもんも彼らの中で人気らしく、そういった所がちょっと可愛かったですね。Ta shi wo men de pengyou 他是我们的朋友 ドラえもんは友達だよってドラえもんに対していう程でした。

 

食卓で

 ホームステイ先の家のルールで食事の時は全員で丸テーブルを囲って食事をする形式でした。皆さんお察しの通り、中国人3人と日本人1人が一緒に食事をすると、とにかく気まずくなります。なんせ彼らが話している内容が一切わからないのですごくストレスでしたし。逆に気を使ってくれたのか、お喋りは無しでずっとスマホをいじりながら食事を取ることも、、、もはや一緒に円卓でご飯をたベル意味がわかりませんでしたね。ホストマザーもホストマザーで英語を喋りなさいと中国人留学生に注意してくれくれるのですが、いきなり英語で話すような話題もないしな。。。と楽しいご飯タイムが地獄の無の時間になってしまっていました。自分だけわからない言語で話されると、もしかして自分の悪口を言っているのでないかと本当に不安になるんですよね、くすくす笑っているとなおさらです。そんな時は少し微笑んでちょっと目を合わせるようにして、あくまでも自分はあなたの話を聞く姿勢がありますよというアピールをすることで、話している内容の共有を拙い英語で身振り手振り伝えてもらうようにしました。最初はお互い恥ずかしい感じになるのですが、さすがに一緒に暮らして2~3ヶ月経つと大体お互いの反応も予測できるようになるので話しやすくはなりました。話す内容はいつも一緒ではあるのですが。。。

  

海外留学生と仲良くなる為にどうしたか 

スラングを覚える 万国共通

 これは鉄板ですね。中国人にかかわらず、語学学校では韓国語スペイン語もスラングを覚えて行って何か汚い言葉を出来るだけ発音よく話して笑いを誘っていました。どんな言葉でも一生懸命自分の母国語を覚えて話そうとしている人に悪い印象を抱くことはありませんからね。是非是非一言二言だけでも覚えてみてください。 

 

共通の話題を見つける

 上の言語でも言えることかなと思いますが、相手が知っていることを話すとすごく親近感が湧くんですよねかつ自分に合わして仲良くしようとしてくれているんだなと思わせることもできるので、相手も心を開いてくれる可能性が高まります。

アジア圏ですと日本のYoutuberや日本のアニメに関してお互いに知っている作品はないかなと探ってみると簡単に見つかると思います。 

 

オセロ、Uno、バスケットボール、サッカーなど手頃でかつ万国共通のルールのゲームで遊ぶ

 国籍を問わずにみんなが知っているゲームやスポーツは言語的な障壁をも軽々と乗り越えてくれます。ゲームで盛り上がったり悔しがったりと、喜怒哀楽と言われるものは言語ではなく、その場のノリ的な要素が重視されますので

 

ハウスメイト小話1.

彼らと中華料理を食べることがあってびーやんに気を使ってくれたのか英語のメニュー表を頼んでくれたんですけど、店員さんが橋は使えるのかと聞いてきたのでみんなでta shi ribenren ! 彼は日本人だよ!と総ツッコミを入れていたのがとても面白かったです。そこはハモるのだと。その日僕の箸づかいをみんなでガン見してましたね やっぱり箸を使う民族の文化は似ていてちょっとした同族意識が芽生えました。

 

ハウスメイト小話2.

中国人留学生が夏休みを機に中国本土に一時帰国することが決まり、その間に2人新しくホームステイすることに、ホストマザーからは2人中1人は中国人じゃないわよと告げられ、ようやく中国語のリスニングレッスンから脱出できると思いウキウキしていたが、実際に会ってみると台湾人だったという結末。。。鬼の中国語レッスン再開と相成った。ちなみにその中国人と台湾人はすごく気さくな人で今でも連絡を取り合う仲になりました。結果オーライです。

 

まとめ

 異国の地で異国の人たちとの生活、ストレスを感じることも多いですがこればかりは仕方がありません。時には相手に合わせる柔軟性が求められます。(辛くなるまで相手に合わせる必要はありません)ちなみに中国人や韓国人の方々がテレビで報じられているような歴史問題は全く問題ありません。特に若い世代はアニメとゲームのことしか興味ありませんし、ずっと歴史問題を考えるより楽しい娯楽が日本から提供されていますので、逆に親日なんじゃないかと思うくらい日本のことを知っています。あと、カナダは中華系の人が多い事もあって中華料理の品質は最高です、カナダの方が日本の中華料理屋よりもよっぽど本格的な中華料理が食べられます。初日に食べたそうめんにトマトソースが乗っかったのスパゲティ(矛盾しているのは分かっています)は2度と忘れられない味且つ2度と食べたくない(無理して食べましたけども)知らない土地で今まで接したことのない人種の方との共同生活、最初は戸惑いも感じましたが、今では良い思い出ですし、外資系企業で働いていて文化的違いなどでストレスを感じないのも、この経験が生かされているのかもしれません。

 

海外留学、ホームステイでは様々な文化の違いを垣間見ることができます。そこで自分がどんな反応をするのか、受け入れるのかそれとも拒絶するのか、自分が異文化に触れた時の反応を知ることは将来自分がいて最適な環境を考える際(就職活動など)に生かすことができます。是非挑戦してみてください。

 

では、本日はこの辺りで

 

失礼いたします。